たっぷりの野菜をライスペーパーで巻き、サラダ感覚でいただくベトナム料理の定番。
乾燥していて長期保存できるライスペーパーはとても便利な食材で、ベトナム全土で非常にポピュラーな食べ方が生春巻き。
本場のライスペーパーは、水に浸した米を漬け汁ごと挽いた白い液体を、円形に薄く広げて蒸し上げて作られます。
その後、天日で干されたものを、実際に食べると感動もの!ベトナムでは家庭でもレストランでも日常的に食べられており、
家庭では料理で余った肉や魚、野菜やハーブなどをバランスよく組み合わせて作られているそうな。
今回は、定番の生春巻きにタイプの違う2種類のたれを用意し、パクチーやミントなどのハーブをトッピングすることで、
味わいの変化を楽しめるレシピをご紹介します。
材料(2人分)
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サニーレタスの葉2枚(約50g)
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きゅうり1/2本
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もやし1/4袋(約50g)
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豚肩ロースうす切り肉(しゃぶしゃぶ用)4枚(約80g)
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えび(殻つき)4尾(約100g)
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4枚
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大葉(軸を切る)4枚
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パクチー、ミント各適量
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各適量
作り方
- 下準備
サニーレタスは1枚を半分にちぎる。きゅうりは端を切り、長さを半分に切ってから縦に細切りにする。 - 具をゆでる
鍋にたっぷりの湯を強めの中火で沸かし、もやしを入れてさっとゆでる。網じゃくしなどですくい、ざるに広げて水気をきる。
弱火にして豚肉を1枚ずつ広げて入れ、色が変わったら取り出し、水気をきる。続けてえびを殻つきのまま入れて表面が赤くなり、中が白くなるまでゆで、取り出す。粗熱が取れたら殻をむいて厚みを半分に切り、背わたがあれば取り除く。 - ライスペーパーで巻く
大きめのボールに水をはり、ライスペーパー1枚の両面をさっとくぐらせてまな板に広げる。
えび2切れを切り口を上にして中央に並べる。サニーレタス、大葉、きゅうり、もやし、豚肉の各1/4量をのせる。
手前を持ち上げて具にかぶせ、きつくひと巻きする。左右を内側に折り込んで手前からくるくると巻き、巻き終わりを下にして置く。残りも同様にする。 - 仕上げ
器に盛り、刻んだパクチーとミントを添え、ライスペーパーのたれまたはスイートチリソースを好みの量つけていただく。
2種類のたれを使うと変化が楽しい!ライスペーパーのたれは醬油が入っているから、
スイートチリソースとは違った甘辛いみたらしのような味わいで、日本人になじみ深い!