スペインのフュージョン料理
カナリア風ココナッツライス
¡Qué rico!(ケ リコ/こんにちは)
ホセさんのお宅にお邪魔します。

アラブ人によってスペインのイベリア半島にもたらされた米は、
スペインの食文化に深く根付き、今ではパエリアをはじめとする
数多くの料理に欠かせない存在となっています。
一方、ココナッツも海外との交流を通じて伝わった食材で、
特にカナリア諸島ではそのエキゾチックな風味を生かした、
独自の「異文化融合料理」が発展してきました。
この「ココナッツライス」もそのひとつ。
伝統的なカナリア料理にヒントを得つつ、
南国の香り漂うココナッツミルクを加えてアレンジした、
オリジナリティのある一品です。
料理のつけ合わせとして、また肉類などを加えてボリュームを出すことで、
メインディッシュとしても楽しめます。
リゾットのように米をスープで煮詰めながら作るレシピもありますが、
今回はココナッツミルクで煮込んだ具材に堅めに炊いたごはんを混ぜた、簡単な作り方を考案。
風味が強いユウキ食品のココナッツミルクに、
トリュフの上品な風味と粉チーズでコクをプラスすることで、
味にぐっと奥行きが出ます。
フライドガーリックの香りと食感もいいアクセントになります。

ホセSenaris Vidal Jose
スペインの中でも特に食べものがおいしいといわれるグルメな町・ガリシアで、父や兄弟もシェフという、料理一家で育つ。レストランで働いた後、子供の頃から日本人の仕事ぶりの絶賛を耳にして、日本に憧れがあったホセさんは、2008年に来日を果たします。現在は、料理教室やレストランでシェフとして働く以外にも、メディアにも出演するなど幅広く活躍しています。
Recipe
材料(4人分)
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米240g
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鶏もも肉100g
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〈A〉
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少々
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少々
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玉ねぎ(中)1/2個
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小さじ2
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ピーマン(緑・赤)各1個
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4個(大さじ2)
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1缶(400ml)
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大さじ1
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少々
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粉チーズ適量
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1個
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適量
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適量
作り方
- 米は洗って炊飯器の内がまに入れ、水200mlを加える。10分ほど置いてから、早炊きモードで炊く。
- 鶏肉は一口大に切り、〈A〉の材料をふる。玉ねぎは粗いみじん切りにする。ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、5㎜四方に切る。
- 深めのフライパン(または鍋に)オリーブオイル2個(大さじ1)を強めの中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ入れる。途中返しながら両面を約2分ずつ焼き、一度取り出す。
- 同じフライパンにオリーブオイル2個(大さじ1)を中火で熱し、玉ねぎ、にんにくを入れて透明になるまで炒める。ピーマンを加え、しんなりとするまで炒める。ココナッツミルク、野菜だしを加えて混ぜ、煮立ったら弱めの中火にし、❶のごはんを加える。ときどき混ぜながら、8分ほど煮る。
- 鶏肉を戻し入れ、ざっと混ぜる。味をみて塩で整え、粉チーズをふってミニフレーバーオイルを回し入れる。器に盛り、フライドガーリックを手で砕きながら散らし、赤胡椒をふる。
使用した調味料

マヨルカ島の塩 プレーン
180g
スペインのマヨルカ島の熱い太陽と海風で天日乾燥により作られた塩です。くちどけの良いまろやかな味わいが料理を引き立てます。サラダやステーキ等、様々な料理にお使いいただけます。
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MC 完熟赤胡椒(あらびき)袋入
25g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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ミニエクストラバージン オリーブオイル
7g×12個
豊かな香りと味わいのスペイン産エクストラバージンオリーブオイルを、便利な使い切りパックにしました。様々なシーンでお好きな時に、いつでも開けたての美味しさが味わえます。



