メキシコのカレー。サルサ・ロハ・ポークカルド
Hola(オラ/こんにちは)
レネさんのお宅にお邪魔します。
料理名の「カルド」は、スープやスープストック(肉や野菜を煮込んで、そのエッセンスがしみ出た汁)」を表します。
メキシコの家庭や定食屋さんなどでよく食べられる、日本のカレーのようなメニューで、肉と野菜のうまみを汁ごと味わいます。
今回は豚肉をメインにして、メキシコ料理に欠かせない「サルサ・ロハ(赤いソース)」を合わせた一品をご紹介。
「『サルサ・ロハ』は覚えておくと、タコスにかけたり、卵を割り入れて煮たりと、いろいろな料理に応用できますよ。」
「サルサ・ロハ」を作るうえで欠かせないのが、唐辛子の辛味!
メキシコでは、ハバネロを始めとした色々な種類の唐辛子がありますが、
「鬼辛ペースト」はメキシコで食べられている唐辛子の辛味をまさに再現していると大絶賛。
唐辛子、ハバネロ、ジョロキの3種類のチリが入り、
ニンニクで旨味を出した「鬼辛ペースト」は少し入れるだけで複雑な旨味のある辛味を付け足すことができます。
日本でこの辛味のある調味料に出会うことがなかったとの事で、大変気に入っていただき、
お店でもお客様に辛さを強めてほしいとのオーダーがある際は、お使いいただいているよう。

チャプル・オルテガ・レネChapul Ortega Rene
世界文化遺産に登録され、美食の街としても有名なメキシコ・プエブラで生まれ育ち、幼いころから祖母や母親の料理を手伝いながら料理の腕を磨き、家族の味を口伝で受け継ぐ。11年前に来日し、2022年にメキシコ料理店「MIL TACOS(ミル タコス)」をオープン。本場の味を求める人々で、連日大賑わいとなっている。
Recipe
材料(4人分)
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【サルサ・ロハ】
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トマト900g(4~5個)
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玉ねぎ100g(約1/2個)
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〈A〉
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15g(約大さじ1)
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5g(約小さじ1)
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20g(約小さじ4)
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6個
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じゃがいも2個(約300g)
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ズッキーニ1本(約180g)
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豚肉(カレー・シチュー用)500g
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2g(小さじ1/4~1/3)
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1枚
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1枚1g(少々)
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パクチー適量
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温かいごはん(ジャスミンライスなど)適量
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※1 辛さは好みで加減して
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※2 一般的な塩の場合は10~15g
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※3 一般的な塩の場合は少々
作り方
- サルサ・ロハを作る。トマトはへたをくり抜き、へたの反対側に十字に深い切り込みを入れる。玉ねぎは4等分のくし形に切る。
- フライパンにオリーブオイル2個を強めの中火で熱し、トマトを並べ入れて、切り口を開く。フライパンのあいたところに玉ねぎを加え、途中面を変えながら約10分、全体にしっかりと焼き色をつける。
- ミキサーに2を入れてAの材料を加え(またはすべて深いボールに入れてハンディミキサーで)、なめらかになるまで撹拌する。
- じゃがいもは皮をむき、小さめの一口大に切る。ズッキーニはへたを切り、斜めに幅6~7㎜に切る。
- フライパンにオリーブオイル2個を中火で熱する。じゃがいもを入れ、全体に焼き色がつくまで5分ほどじっくりと炒め、バットなどに取り出す。
- フライパンにオリーブオイル1個を中火で熱する。ズッキーニを入れて、途中返しながら両面に焼き色をつけ、バットなどに取り出す。
- フライパンにオリーブオイル1個を中火で熱する。豚肉を並べ入れて塩をふり、途中返しながら全体にしっかりと焼き色をつける。肉汁がなくなったら、3のサルサ・ロハ、オレガノ、ベイリーブスを加えて混ぜ、煮立ったら弱めの中火にして5分ほど煮る。
- じゃがいも、ズッキーニを加え、さらに5分ほど煮る。器に盛り、ご飯とパクチーを添える。

使用した調味料


鬼辛ペースト(チューブ)
80g
旨味のある爽やかな辛味の『ハバネロ』とすっきりと突き抜ける辛味の『ジョロキア』をブレンドし、にんにくを加え風味豊かに仕上げた鬼のように辛いペーストです。
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ミニエクストラバージン オリーブオイル
7g×12個
豊かな香りと味わいのスペイン産エクストラバージンオリーブオイルを、便利な使い切りパックにしました。様々なシーンでお好きな時に、いつでも開けたての美味しさが味わえます。

マヨルカ島の塩 プレーン
180g
スペインのマヨルカ島の熱い太陽と海風で天日乾燥により作られた塩です。くちどけの良いまろやかな味わいが料理を引き立てます。サラダやステーキ等、様々な料理にお使いいただけます。
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