カルトッフェルプッファー
(じゃがいものフリッター)
Köstlich(コストリッヒ/こんにちは)
クリスタさんのお宅にお邪魔します。
オーストリアで広く愛されている、伝統的な料理のひとつ。
じゃがいもから作られるパンケーキで、ハッシュポテトに似ています。
一年中食べられますが、特に寒い季節になると街角の屋台には行列ができ、
ウィーンならではの「焼き栗スタンド」や、クリスマスマーケットで焼きたてが販売される光景は、
季節の風物詩となっています。
外はカリカリ、中はふわふわの素朴な味わいで、じゃがいもの香ばしさと、
スパイスの香りがあいまったおいしさがなんともあとをひきます。
ビールと相性が良く、カルトッフェルプッファーのカリカリとした食感が良いアクセントになります。
オーストリアでは、このまま食べるのが一般的ですが、
ドイツなど他国ではアップルソースと添えて食べたりもするそうで、
色々味変が楽しめそうですね。
オーストリアは、ミックススパイスが売っていて料理によく使われますが、
スパイス21はその代用になるようで、とっても気にいっていただました!

クリスタChrista Wallington
オーストリアの外交官として海外赴任中に日本に魅了され、1985年に来日。講師を務める料理教室では、日本にある身近な食材を使いながら、誰でも作れる本場の「ウィーン料理」のレシピが大人気。オーストリアのクッキーに関するレシピ本も出版されるほど、スイーツづくりもお得意。
Recipe
材料(2人分)
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じゃがいも3個
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〈A〉
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卵1個
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小麦粉50g
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サワークリーム大さじ1
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小さじ1
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揚げ油適量
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パルメザンチーズ(すりおろし)50g
作り方
- じゃがいもは皮をむき、あればスライサーでせん切りにする。Aの卵は小さいボールに割り入れ、溶きほぐす。
- ボールにじゃがいもとAの材料を入れ、混ぜ合わせる。
- フライパンに高さ6~7㎜の揚げ油を入れ、中火で熱する。2のたねの1/6量をスプーンですくって入れ、平たい円形に整える。同様にあと2枚分を入れ、片面を約3分ずつ、こんがりと色づくまで揚げ焼きにし、ペーパータオルに取って油をきる。残りも同様にし、熱いうちに器に盛って、チーズをふる。
使用した調味料

