漁港町の名物料理。ボストンクラムチャウダー
Hello!(ハロー/こんにちは)
サチさんのお宅にお邪魔します。
港町・ボストンの名物で、イギリス人が入植した地域であることから
「ニューイングランド風」とも呼ばれる「白いチャウダー」。
『アメリカのクラムチャウダーは真っ白なスープで、日本のように人参などは入れません。』
クラムチャウダーは、ランチまたはディナーに食べる料理で、
砕いたクラッカーを乗せながら食べるそう。
『ボストンの魚介は美味しいから、クラムチャウダーが格別に美味しいの。』
ボストンで暮らしていたサチさんがオススメする、現地の名物料理が
まさにこのクラムチャウダー。
アメリカでは「クラムジュース」という、市販の貝の煮汁の缶詰を使うのが一般的。
クラムジュースの缶詰には3種類あって、
①貝の煮汁のみ
②カットされたあさりが入ったもの
③あさりが丸ごと入っているもの
が販売されている。
『トマトジュースにクラムジュースを加えて作るクラストジュースはカクテルにも使われたりします。』
こんなエピソードからも、クラムジュースはアメリカ人に愛されていることがよくわかりますね。
また、クラムチャウダーも奥深く、アメリカでは2種類存在するそう。
①ボストンのイギリス系クラムチャウダー ⇒ 白いクラムチャウダー
②マンハッタンクラムチャウダー ⇒ 赤いクラムチャウダー(ミネストローネにあさりを入れたもの)
そろそろ、クラムチャウダーを作ってみたくてうずうずしてきましたね。
今回は、「クラムジュース」ではなくて市販で手に入る貝柱だしを使って
その味を再現したレシピをご用意しました!
サチSachi
留学のために渡米。大学卒業後にニューヨークの名門料理学校で学び、現地のレストラン勤務を経て帰国。アメリカの料理にまつわるさまざまな経験から生まれた、多彩なレシピが大人気。アメリカの食の特徴としては、肉を多く食べて魚は少ない印象があります。現地の調味料などは、大体が日本で手に入れることができます。
Recipe
材料(2人分)
-
あさりの水煮1/2缶(約65g)
-
玉ねぎ1/4個(約50g)
-
セロリ1/4本(約25g)
-
じゃがいも1/2個(約80g)
-
ベーコン25g
-
小さじ1/2
-
バター5g
-
小麦粉25g
-
大さじ1
-
牛乳1・1/2カップ(300ml)
-
小さじ1/2
-
塩適量
-
少々
-
少々
-
クラッカー適量
作り方
- あさりはざっと刻む。じゃがいもは皮をむき、玉ねぎ、セロリとともに1〜1.5cm角に切る。ベーコンは幅1㎝に切る。
- 鍋にバターを入れて中火で溶かし、1の野菜とベーコン、にんにくを加えて炒める。玉ねぎが透き通ってきたら小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで1分ほど炒める。
- 水3/4カップ(150ml)を注ぎ入れて貝柱だし加え、なじませるようによく混ぜる。
- あさり、牛乳、オールシーズニングを加えて混ぜ、再び煮立ったら弱火にする。ときどき混ぜながら、とろみがつくまで10分ほど煮て、塩で味をととのえる。
- 器に盛り、パセリ、赤胡椒をふる。クラッカーを添え、割ってのせながらいただく。
使用した調味料
MC 完熟赤胡椒(あらびき)袋入
25g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
詳しくはこちら