アメリカのファーストフード店で大人気!オレンジチキン

Hello!(ハロー/こんにちは)
サチさんのお宅にお邪魔します。



「アメリカは移民の国なので、各国の味が独自に発展した、オリジナリティのある料理が魅力」と語るSachiさん。
そのひとつが「アメリカンチャイニーズ」と呼ばれる、アメリカ由来の中華料理。
中国にありそうでない、個性的なメニューが数多く存在します。

「オレンジチキン」もそのひとつ。
1980年代にカリフォルニアで誕生したファストフード店が発祥で、
鶏のから揚げに、オレンジ風味の甘酸っぱいソースをからめるのが特徴。
日本でも近年話題となり、主宰する料理教室では「レシピが知りたい」というリクエストも多いそう。

本来はHoisin Sauce という、〈スパイシーな甘みそ〉のような調味料を使いますが、
日本では手に入りにくいため、甜面醤にシラチャーを合わせて味を再現。
さらに生のオレンジを絞って、自然な甘みとさわやかな香りを加えるのがSachiさん流です。



またアメリカでは、ヘルシーなイメージから、鶏肉はむねの部位がポピュラーとのこと。
「今回はももと合わせましたが、お好みのチョイスでOK!」

カラッと揚げた鶏肉に、オレンジの果汁を加えたソースをからめるのが特徴で、
日本の照り焼きにも似た、濃厚な甘辛味は、ごはんにもよく合うおいしさ。
オレンジの果汁は、市販の果汁100%のオレンジジュースに替えてもOKです。

Sachi

サチSachi

留学のために渡米。大学卒業後にニューヨークの名門料理学校で学び、現地のレストラン勤務を経て帰国。アメリカの料理にまつわるさまざまな経験から生まれた、多彩なレシピが大人気。アメリカの食の特徴としては、肉を多く食べて魚は少ない印象があります。現地の調味料などは、大体が日本で手に入れることができます。

Recipe

材料(2人分)

  • 鶏肉(むね、ももを合わせて)
    300g
  • オレンジ
    1個
  • 【A:合わせ調味料】
  • 大さじ1
  • 小さじ1
  • 小さじ1
  • 小さじ1
  • しょうゆ
    小さじ1
  • 砂糖
    小さじ2
  • コーンスターチ(または片栗粉)
    小さじ1
  • 【B:ころも用】
  • 卵白
    1個分
  • コーンスターチ(または片栗粉)
    25g
  • 小麦粉
    25g
  • 白いりごま
    適量
  • 適量
  • 揚げ油
    適量

作り方

  1. オレンジは横半分に切り、薄い輪切り1枚を切り分けて、放射状に切る。残りは果汁を絞る(75ml・または果汁100%のオレンジジュースでも)。ボールに〈A〉の材料を入れ、混ぜ合わせる。
  2. 鶏肉は小さめの一口大に切る。別のボールに入れ、〈B〉の材料と、〈A〉大さじ1を加えてもみ込み、10分ほどおく。
  3. 揚げ油を中温(170℃)に熱し、鶏肉を入れて3分ほど揚げる。油をきり、そのまま3分ほどおく。揚げ油を高温(190℃)に熱して鶏肉を戻し入れ、1分ほど揚げて油をきる。
  4. フライパンに残りの〈A〉と、オレンジの果汁を入れて中火にかけ、混ぜながら煮立てる。とろみがついたら鶏肉と白いりごまを加え、全体にからめる。器に盛り、糸唐辛子、オレンジをのせる。

使用した調味料

甜面醤(チューブ)

甜面醤(チューブ)

100g

まろやかな甘みの中華甘味噌です。独特の風味と味は、料理にコクを出し、深みを与えます。

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おろし生姜(チューブ)

おろし生姜(チューブ)

80g

生姜の爽やかな香りと辛みをそのまま残したすりおろしタイプです。炒め物、和え物、煮込み、薬味など幅広い料理にご使用いただけます。

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にんにくおろし(チューブ)

にんにくおろし(チューブ)

100g

にんにくの風味をそのまま残したすりおろしタイプです。炒め物、つけだれ、スープなど、さまざまな用途にご使用いただけます。

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シラチャー(レッド)

シラチャー(レッド)

210g

ニンニクの風味が豊かに香る、キレのある辛みとほのかな甘みの味わい深いチリソースです。

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糸唐辛子

糸唐辛子

5g

香り高く、甘みがある唐辛子を糸状にカットしました。鮮やかな赤い色合いが、料理の見た目を華やかに演出します。

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