
「チェン」は揚げる、「フォン」は膨らむ、を意味する言葉通り、
本来は生のフォーをふっくらと揚げたものに、野菜のあんをかけたベトナム北部の料理。
中華料理の「あんかけ焼きそば」のような一品で、上にのせる野菜たっぷりの具は、
ベトナムの調味料、ヌクナムで味つけするのが特徴です。
カリカリで香ばしい部分と、あんが染みてとろりと柔らかくなった部分の、
いつものフォーとはまた違った「新食感」を楽しんで。



材料(2人分)
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100g
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小松菜100g
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にんじん20g
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玉ねぎ1/8個
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にんにく1片
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豚ロース薄切り肉50g
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【A:あん】
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水3/4カップ
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片栗粉小さじ2
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小さじ1
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小さじ1
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砂糖小さじ1
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塩小さじ1/4
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こしょう少々
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サラダ油サラダ油
作り方
- フォーはたっぷりの水に15分ほど浸す。水気をきり、長さ10cmに切る。
- 小松菜は長さ4cmに切り、茎と葉の部分に分ける。にんじんは皮をむき、短冊切りにする。玉ねぎは縦に幅1cmのくし形に切る。にんにくは縦に薄切りにする。豚肉は幅1cmに切る。〈A〉の材料は混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油を高さ5mmくらいまで入れ、低温(160℃)に熱する。フォーを少量入れ、ときどきフライパンを傾けて、全体が浸るようにしながら、薄く色づくまで揚げる。残りも同様にし、油をきって器に盛る。
- フライパンのサラダ油を大さじ1ほど残してあけ、中火にかける。豚肉を入れてほぐしながら炒め、肉の色が変わったら小松菜の茎、にんじん、玉ねぎ、にんにくを加えて炒める。玉ねぎが透き通ってきたら小松菜の葉を加え、さっと炒め合わせる。
- 〈A〉をもう一度混ぜてから回し入れ、全体を混ぜる。とろみがつくまで3分ほど煮て、3にかける。

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