
「マルスーカ」という、小麦粉と塩、水でできたクレープのような薄い皮にツナや卵を包んで揚げる、
北アフリカ・チュニジアならではの料理。
現地では手軽に食べられる定番のスナックで、レストランでは前菜として、メニューに必ずのっています。
今回は家庭で手軽にできるように、春巻きの皮を使用して再現。チュニジアの食卓には欠かせない調味料、
ハリッサを添え、とろりとした半熟状の卵とからめながらめしあがれ。



材料(2人分)
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じゃがいも(小)1個
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ツナ缶詰1缶(70g)
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玉ねぎ1/8個
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パセリ(みじん切り)大さじ1
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塩・こしょう各少々
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春巻きの皮2枚
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卵2個
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サラダ油適量
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適量
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レモンのくし形切り適量
作り方
- じゃがいもは洗い、皮つきのままラップで包み、電子レンジ(600W)で約3分加熱する。ツナは缶汁をきる。玉ねぎは縦に薄切りにする。
- じゃがいもの皮をむいてボールに入れ、フォークでつぶす。ツナ、玉ねぎ、パセリ、塩、こしょうを加え、混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油を高さ1cmくらいまで入れ、中温(180℃)に熱する。春巻きの皮1枚を角を下にして置き、手前に2の1/2量をのせる。中心をくぼませて卵1個を割り入れ、三角形になるように半分に折る。
- 3を皮の縁を両手でしっかり持って、油に静かに入れる(春巻きの皮で包んだら時間をおかず、すぐに揚げる)。スプーンで表面に油をかけながら、薄く色づくまで揚げ焼きにし、油をきる。残り1個も同様に、皮に具を包んでから揚げる。器に盛り、ハリッサ、レモンを添える。ハリッサをつけ、レモンを絞りかけていただく。

チュニジア料理に欠かせないハリッサは、ニンニク、コリアンダー、クミンの香りが凝縮されて旨みが出ます。
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使った調味料はこれ

