「チェブ」は米、「ジェン」は魚を意味する「チェブジェン」。
魚と野菜をトマトベースの煮汁でじっくりと煮込み、
その煮汁で米を炊き上げる、セネガルを代表する米料理です。
家庭でもレストランでも愛され、昼食のメインとして食べられることが多く、
ワンプレートで料理を完結させるセネガル料理の特徴をよく表しています。
作り方は家庭や地域によってさまざまですが、伝統的には魚と野菜を煮た後に具材を取り出し、
うまみや風味がしみ出た煮汁で米を炊きます。
いただくときは大皿にごはんを盛って具材をのせ、手やスプーンで分け合うスタイルが一般的です。
その豪快な見た目と食べ方から、セネガル在住の外国人には「セネガルのパエリア」とも呼ばれています。


材料(2~3人分)
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白身魚(鯛、すずきなど)2切れ(約180g)
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米(あればインディカ米)1カップ
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なす1個(約120g)
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にんじん1本
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キャベツ(小)1/4個(約250g)
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かぼちゃ200g
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玉ねぎ1/2個(約100g)
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大さじ1/2
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大さじ4
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【A:調味用】
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トマトペースト大さじ3
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大さじ1
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小さじ1
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小さじ1/2~1
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ナツメグ、クミンパウダー各少々
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塩小さじ1/2
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少々
作り方
- 白身魚は1切れを3等分に切る。なすはへたを切って長さを半分に切り、縦に4等分に切る。キャベツはしんを取り、縦半分に切る。にんじんは皮をむいて長さを3等分に切り、太い部分は縦半分~4等分に切る。かぼちゃは4等分のくし形に切る。玉ねぎは粗いみじん切りにする。
- フライパンにピーナッツオイルを中火で熱し、白身魚を皮目を下にして並べ入れ、2分ほど焼く。玉ねぎ、にんにくを加え、途中魚を返しながら、玉ねぎがしんなりとするまで2〜3分炒め、魚だけをバットなどに取り出す。
- 米は洗ってざるに上げ、15分ほどおく。
- ❷のフライパンに水31/2カップを注ぎ入れて混ぜてから、鍋に移す。なす、にんじん、キャベツと、〈A〉の材料を加え、中火にかける。煮立ったら弱火にしてふたをし、6~7分煮る。かぼちゃを加え、さらに6~7分煮る。
- 野菜を取り出し、煮汁に水を足して約2カップにする。米を加えてざっと混ぜ、中火にかける。煮立ったら弱火にしてふたをし、10分ほど炊く(途中、汁気が少なくなってきたら水適量を加える)。
- 火を止め、魚と野菜を戻し入れる。再びふたをし、10分ほどおいて蒸らす。

豆板醬は、中華以外にもチリペーストの代わりとして辛味付けに便利!
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使った調味料はこれ






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