「カレカレ」はフィリピンの伝統料理のひとつで、牛肉と野菜をじっくりと煮込んだビーフシチューのような一品。
元来は祭やお祝いの席で出されていた料理でしたが、
最近では日常的に食べられ、手軽な市販の料理の素を使ってさっと調理されることもあります。
カレーを連想する名前と見た目ですが、辛みはなく、ピーナッツバターを多めに加えた濃厚でまろやかな味わいが特徴。
また米のとぎ汁で煮ることで肉が柔らかくなり、自然なとろみが出ます。
今回は濃厚なピーナッツペーストを使い、味にぐっと深みをプラス。
また本来は「バゴーン」と呼ばれる、小えびや魚を発酵させた調味料でうまみを出しますが、
代わりにアンチョビーソースで、本場の味を再現。
さらに現地では「バゴーン」を添えて、少しずつ溶かして入れながらいただきますが、「えび醤」で同様にしても◎。


材料(2~3人分)
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牛角切り肉(カレー・シチュー用)400g
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【A:煮汁】
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米のとぎ汁(または水)3カップ
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塩小さじ1/3
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少々
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なす2個
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さやいんげん50g
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大さじ1/2
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サラダ油大さじ2
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【B:調味用】
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大さじ4
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大さじ1
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小さじ1
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適量
作り方
- 鍋に牛肉を入れて〈A〉の材料を加え、強めの中火にかける。煮立ったらアクを取って弱火にし、30~40分煮る。
- なすはへたを切り、幅1㎝の輪切りにする。さやいんげんはへたを切り、長さ3~4㎝に切る。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、にんにくと、❷のなす、さやいんげんを入れる。しんなりとするまで2分ほど炒め、❶の鍋に加えて、さらに5分ほど煮る。
- 〈B〉の材料を加えて全体を混ぜ、さらに2分ほど煮る。器に盛ってえび醤を添え、溶かし入れながらいただく。

ピーナッツペーストはカレーや煮込み料理などに入れるとコクが出ます!
その他レシピはこちら!
使った調味料はこれ

MC 完熟赤胡椒(パウダー)袋入
20g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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