「シニガン」は、フィリピンのどの家庭でも作られている定番料理。
日本のみそ汁やけんちん汁に匹敵するような一品で、地域や家庭により、さまざまなレシピと味わいがあります。
肉や魚介にたっぷりの野菜を合わせたシチューのような具だくさんスープで、タマリンドの酸味をきかせるのが特徴。
また米のとぎ汁を使って煮込むことで素材が柔らかくなって、ほどよいとろみがつき、味もマイルドに仕上がります。
一見あっさりとしていますが、スープには素材のうまみがたっぷりとしみ出て、なんとも深い味わいが楽しめます。
現地では、手軽なスープの素があるほどポピュラーですが、今回は調味料を合わせた手作りレシピをご紹介します。


材料(2人分)
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えび(有頭)4尾
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なす1個
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オクラ4本
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トマト1個
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米のとぎ汁(または水)3カップ
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【A:調味用】
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大さじ1
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大さじ1
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大さじ1/2
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塩少々
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少々
作り方
- えびは殻つきのまま、背に竹串などを刺して背わたを取り除く。なすはへたを切り、長さを半分に切ってから、縦に4~6等分に切る。オクラはへたのまわりのがくをむき、斜めに2つ~3つに切る。トマトはへたを取り、6~8等分のくし形に切る。
- 鍋に米のとぎ汁を入れて中火にかけ、煮立ったらえび、なすを加える。再び煮立ったら弱火にし、2~3分煮る。
- オクラ、トマトを加え、さらに1〜2分煮る。〈A〉の材料を加えて全体を混ぜ、ひと煮立ちさせる。

タマリンドペーストは酸味のある梅干しに近い味わいのフルーツで、
カレーに入れると味わいに深みが出ます。
使った調味料はこれ




MC 完熟赤胡椒(パウダー)袋入
20g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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