
モロッコ名物のタジン(土鍋)料理は、水を一滴もむだにしない砂漠の民の知恵から生まれた調理法。
蒸し焼きにすることで滋味深い味わいになり、野菜などから出る水分がオリーブオイルと乳化し、
とろみのあるソース状になって具材にしっかりとからむこともポイント。
北は地中海、西は大西洋に面したモロッコ沿岸部の町では、魚介のタジンが名物。
今回はさわらを使いましたが、現地ではいわしなども定番です。調味料には「シトロンコンフィ」と呼ばれる「塩レモン」を使用。
モロッコでは日本のみそのような存在の発酵調味料で、さわやかな香りと、特有のうまみが、料理のおいしさを底上げします。



材料(2人分 / 作りやすい分量)
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■サマクタジン
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さわらの切り身2切れ
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【A:下味】
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マヨルカ島の塩 プレーンor 塩小さじ 1/4
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少々
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玉ねぎ1/4個
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スナップえんどう8個
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小さじ1/2
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1個(大さじ1/2)
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カットトマトの水煮(缶詰)1カップ
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塩レモン(下記参照)8切れ
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ブラックオリーブ6個
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【B:ソース】
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水1/4カップ
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小さじ1/2
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パプリカパウダー小さじ1/4
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塩少々
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少々
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適宜
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■塩レモン
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レモン(国産のもの)1個
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マヨルカ島の塩 プレーンor 塩大さじ1
作り方
- さわらはバットに並べ入れ、〈A〉の材料をふる。玉ねぎは縦に薄切りにする。スナップえんどうはへたと筋を取る。〈B〉の材料は混ぜ合わせる。
- タジン鍋(またはフライパン)にオリーブオイル、玉ねぎ、にんにく、トマト、さわら、塩レモン、ブラックオリーブを順に広げ入れ、〈B〉を回し入れる。ふたをして中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にし、10分ほど蒸し煮にする。スナップえんどうを加え、さらに5分ほど蒸し煮にする。好みでハリッサをつけていただく。
- 【塩レモン作り方】
レモンは洗い、皮つきのまま厚さ3~4mmの輪切りにする。種を取り、いちょう切りにする。 - ボールにレモンを入れて塩を加え、まずスプーンで全体をざっくりと混ぜる。さらに、果汁を出すように、手でしっかりともみ込むように混ぜる。清潔な保存びんに詰め、冷蔵庫で保存する。
※塩レモンはすぐに使用可能。熟成するほどにうまみが増し、1年ほど寝かせると、ねっとりとした濃厚なおいしさが味わえます。

パプリカ・チリペパー・オニオン・セロリ・ナツメグなど11種類のスパイスをバランス良くブレンドした、アメリカで大定番のシーズニング。
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使った調味料はこれ

マヨルカ島の塩 プレーン
180g
スペインのマヨルカ島の熱い太陽と海風で天日乾燥により作られた塩です。くちどけの良いまろやかな味わいが料理を引き立てます。サラダやステーキ等、様々な料理にお使いいただけます。
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MC 完熟赤胡椒(パウダー)袋入
20g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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ミニエクストラバージン オリーブオイル
7g×12個
豊かな香りと味わいのスペイン産エクストラバージンオリーブオイルを、便利な使い切りパックにしました。様々なシーンでお好きな時に、いつでも開けたての美味しさが味わえます。


MC 完熟赤胡椒(あらびき)袋入
25g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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