ボーズ
(モンゴル風蒸し餃子)

もっちりとした小麦粉の皮に羊肉のたねを包んで蒸した、中国の小籠包に似た「蒸し餃子」。
ふだんの食事にはもちろん、旧正月などの行事にも欠かせない、モンゴルを代表する料理です。
肉と皮のおいしさを味わうため、たれなどはつけずに、蒸したてのあつあつをひと口でパクッとめしあがれ。

※「ポーズ」「ホーショル」の生地は、材料・作り方は同じで、形状や調理方法が異なります。
それぞれ、違う味わいが楽しめるのも魅力です。

材料(10個分)

作り方

  • 皮を作る
    ボールに〈A〉の強力粉、薄力粉、塩を合わせて入れ、水を注ぎ入れる。ゴムべらで混ぜ、粉っぽさがなくなったら、なめらかになるまで手でよくこねる。丸くまとめてラップをかけ、1時間ほどおいてやすませる。
  • たねを作る
    ボールにひき肉、玉ねぎを入れて〈B〉の材料を加え、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。
  • 生地を伸ばす
    まな板に打ち粉用の片栗粉をふる。を10等分にしてそれぞれ丸くまとめ、中心がやや厚くなるよう、めん棒で直径約12㎝にのばす。
  • たねを包む
    (1) 皮1枚を左手のひらにのせ、中心にのたねの1/10量をのせる。
    (2) 左手の親指でたねを押さえながら、右手の親指と人さし指で皮の縁をつまんで、たねの中心までひっぱるようにしながらひだを寄せ、つまんで閉じる。
    (3) 同様に、時計回りに少しずつ回転させながら、ひだを寄せてはつまんで閉じながら包んでいく。
    (4) 最後にひだの合わせ目を、親指と人さし指できゅっとねじるようにして、しっかりと閉じる。残りも同様に包む。
  • 蒸す
    せいろ(または蒸し器)にオーブン用シートを敷き、を並べ入れる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、蒸気が上がったらせいろをのせてふたをし、強火で8分ほど蒸す。

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使った調味料はこれ

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