「ツイヴァン」は、水が貴重なモンゴルでの生活の知恵から生まれた伝統的な料理。
麺の生地は家畜の乳で練り、麺はゆでずに、油で炒めた肉と野菜の上にのせてふたをし、
野菜から出る蒸気を利用して〈蒸し焼き〉にするのが特徴。
皆で大皿からつまんでいただく食事スタイルに合わせ、麺を太く・短くすることで、
箸でつまみやすい工夫がされていることもポイントです。
材料(2人分)
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牛薄切り肉120g
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強力粉(打ち粉用)適量
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じゃがいも(小)1個
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にんじん1/4本
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玉ねぎ1/4個
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キャベツ1枚
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サラダ油適量・大さじ2
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小さじ1
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塩小さじ1/2
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適量
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【A:麺】
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強力粉75g
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薄力粉75g
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塩少々
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牛乳1/2カップ(100ml)
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【B:下味】
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各少々
作り方
- 麺を作る ①
ボールに〈A〉の強力粉、薄力粉、塩を合わせて入れ、牛乳を注ぎ入れる。ゴムべらで混ぜ、粉っぽさがなくなったら、なめらかになるまで手でよくこねる。丸くまとめてラップをかけ、1時間ほどおいてやすませる。 - 材料の下準備
牛肉は幅1.5㎝に切り、〈B〉の塩、赤胡椒をふる。じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま1㎝角の棒状に切る。にんじんは5㎜角の棒状に切る。玉ねぎは横に薄切りにする。キャベツは幅1㎝に切る。 - 麺を作る ②
まな板に打ち粉用の強力粉をふって❶をのせ、めん棒で40×15㎝、厚さ2㎜ほどにのばす。表面にサラダ油を薄く塗って、長い辺を手前にして半分に折り、端から幅5㎜に切る。 - 炒める
フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱し、牛肉を入れてほぐしながら炒める。色が変わったら、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツを順に加え、そのつど全体を炒め合わせてから、平らに広げる。 - 麵を蒸す
❹の具材に、❸をほぐしながらのせる。ガラスープをふって、水1/2カップ(100ml)を回し入れ、塩、赤胡椒をふってふたをする。弱めの中火にし、5分ほど蒸し焼きにしてからふたを取り、汁けがなくなるまで全体を混ぜながら炒める。
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