イタリア北部ピエモンテ地方の「温かいソース」という意味の郷土料理。たっぷりのにんにくやアンチョビーで作った濃厚なソースを
小鍋で温め、野菜につけていただきます。生野菜のほか、ゆでた温野菜など季節のものを添えてどうぞ。
現地では、その土地でとれた野菜(カルドゴッボなど)を食べることもありますが、日本では入手しにくいため、生で食べられるかぶやセロリ、にんじんなどを使うのが一般的です。
材料(作りやすい分量、3~4人分)
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かぶ1個
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セロリの茎1/4本分
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ズッキーニ1/2本
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赤パプリカ1/2個
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【A:バーニャ・カウダソース】
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にんにく4かけ
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牛乳1カップ
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オリーブオイル1/2カップ
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小さじ1・1/2々
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パルミジャーノ・レッジャーノの
すりおろし大さじ1 -
生クリーム1/4カップ
作り方
- 下準備
かぶは茎を2cmほど残して葉を落とし、つけ根を水につけて竹串などでよく洗う。皮つきのまま6~8等分のくし形に切る。
セロリとズッキーニは長さ5cm、約1cm角の棒状に切る(セロリは好みで筋を取る)。
パプリカはへたと種を取り除き、縦に幅1cmに切る。合わせて器に盛る。 - バーニャ・カウダを作る
にんにくは皮をむいて包丁の腹でつぶす。小鍋ににんにくと牛乳を入れて弱めの中火にかけ、吹きこぼれないように混ぜながらにんにくが柔らかくなるまで10分ほど煮る。
火を止めて木べらでペースト状になるまでつぶす。
残りの〈A〉の材料を加えて混ぜ、再び弱火にかけてふつふつとするまで温める。
器に入れて❶の野菜に添え、温かいうちにソースとともに野菜をいただく。
アンチョビソースを使えば、アンチョビのフィレを刻む手間が省け、
手を汚さずに時短で作れる♪また、自分好みの量に調節しやすい!
使った調味料はこれ