海に囲まれたイタリアでは海岸地域全般に魚介類を使ったパスタが多く、さらに新鮮な魚介のとれる地域であれば、
いかをわたやすみごと利用したパスタが作られます。
また、レストランではトマトソースをベースにいかの内臓やスミを加えてソースを作り、
胴や脚は具になるので別にさっと炒めて作るパスタがあり、それが絶品!
今回はそれを家庭でできるように簡単にアレンジした「イカスミのパスタ」を紹介します。
濃厚な味わいになり、一度食べたら夢中になるおいしさ。味わい深く仕上げるには、にんにくやトマトも欠かせない存在です。
材料(2人分)
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するめいか1ぱい(約250g)
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好みのパスタ(リングイネ、
スパゲッティなど)160g -
ホールトマト缶(400g入り)1/2缶
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小さじ2
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赤唐辛子(種を出す)1本
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オリーブオイル大さじ2
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塩適量
作り方
- いかの処理&下準備
鍋に湯2ℓを沸かす。いかは胴から足をはずして、内側の軟骨を引き抜き、目の上で内臓(わた)を切り離す(内臓はとっておく)。
足は目とくちばしを取って吸盤をこそげ、食べやすく切る。胴は中を洗って水気を拭き、えんぺらをはがして幅1.5cmの輪切りにする。
えんぺらは食べやすく切る。内臓はすみ袋ごとぶつ切りにする。
ホールトマトは缶汁ごとボールに入れて手でつぶす。 - いかとパスタをゆでる
フライパンにオリーブオイルとみじん切りガーリック、赤唐辛子を入れて弱火にかけ、香りが立ったらトマトを加えて中火にし、いかの内臓といかも加えて混ぜながら10分ほど煮る。
鍋の湯が沸いたら塩大さじ1を加え、パスタを袋の表示どおりにゆではじめる。途中、ゆで汁約1/2カップを取り分けておく。 - 仕上げ
パスタがゆで上がったら、ゆで汁をかるくきってフライパンに加え、大きく混ぜてからめる。
汁気が足りなければゆで汁適量を加えて混ぜ、味をみてたりなければ塩少々~小さじ1/4でととのえる。
手間がかかって調理が面倒ないかのパスタは、
みじん切りガーリックとトマト缶を使えば簡単に仕上げられます!
使った調味料はこれ