
中国茶を飲みながら点心を食べる「飲茶」は、広東省の伝統的な慣習。
点心のなかでも欠かせないのが「小籠包」。
もちもちの皮のなかから肉汁があふれだす独特の味わいは逸品で、
そのおいしさを求めて、世界中から人が香港に集まるといわれるほど。
本来、具に豚の皮のにこごりを使い、蒸すことでスープになりますが、
うまみのある豚バラ肉に水を合わせたアイディアレシピをご紹介します。



材料(10個分)
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豚バラ薄切り肉250g
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強力粉(打ち粉用)適量
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小松菜(または白菜、レタス)適量
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しょうが(せん切り)適量
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適量
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【A:生地】
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強力粉75g
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薄力粉75g
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塩小さじ1/2
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サラダ油大さじ1/2
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湯(約50℃)1/2カップ
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【B:調味用】
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大さじ1
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ごま油大さじ1
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しょうゆ小さじ1
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塩小さじ3/4
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砂糖小さじ1/2
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少々
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水大さじ3~4
作り方
- 生地を作る。ボールに〈A〉の強力粉、薄力粉を入れ、混ぜ合わせる。サラダ油を加えて、湯に塩を加えて混ぜてから注ぎ入れ、ゴムべらで混ぜ合わせる。
- 粉っぽさがなくなったら、なめらかになるまで手でよくこねる。なめらかになるまで手でよくこねる。丸くまとめてラップをかけ、1時間ほどおいてやすませる。
- たねを作る。豚肉は細切りにしてから、包丁でたたいて粗いみじん切りにする。別のボールに入れて〈B〉の材料を加え、汁気がなくなるまでよく練り混ぜる。
- まな板に打ち粉用の強力粉をふる。❷の生地を10等分にしてそれぞれ丸くまとめ、中心がやや厚くなるよう、めん棒で直径約8㎝にのばす。
- たねを包む。
1)❹の皮1枚の中心に、❸のたねの1/10量をのせる。
2)皮の縁を指でつまんで、たねの中心までひっぱるようにしながらひだを寄せ、つまんで閉じる。
3)同様に、時計回りに少しずつ回転させながら、ひだを寄せてはつまんで閉じる、を繰り返して包む。
4) 最後にひだの合わせ目を、指できゅっとねじるようにして、しっかりと閉じる。
- せいろ(または蒸し器)に小松菜を敷き、❺を並べ入れる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、蒸気が上がったらせいろをのせてふたをし、強火で10分ほど蒸す。しょうが、酢を添え、つけていただく。

紹興酒は、中国浙江省紹興市という気候と水資源に恵まれた地域で長期間熟成して作られるため、芳醇な香りとコクがあります。
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