
なすのおいしさが存分に味わえる、ペースト状の「ディップ」。
ギリシャでは「サラダ」としていただくイメージで、ひよこ豆のディップ「フムス」などと並べてパンを添え、
前菜やおつまみとして楽しみます。
なすは皮つきのまま焦げるまで焼いてから皮をむくことで、ジューシーさと香ばしさが引き出されるのが特徴。
現地ではごまをペースト状にした「タヒニ」という調味料を使いますが、
濃厚な風味とコクが広がる「芝麻醤」で、同じような味わいに仕上がります。



材料(2人分)
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なす3個
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【A:調味用】
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にんにく(すりおろし)小さじ1/2
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塩小さじ1/4
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大さじ1
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プレーンヨーグルト1/4カップ
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2個
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パセリのみじん切り適量
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バゲット(薄切り)適量
作り方
- なすはオーブンシートを敷いたオーブンの天板に並べ、破裂しないように皮を数カ所フォークで刺して穴をあける。200℃のオーブンで約10分焼き、返してさらに約10分、皮が黒くなって身が柔らかくなるまで焼く。バットなどに取り出してラップをかけ、そのままおいて粗熱をとる。
- なすは縦半分に切って皮目を下にして置き、スプーンで果肉をかき出す。ペーパータオルを敷いたざるに入れ、軽く絞って水気をきってから、包丁で軽くたたくようにして粗いみじん切りにする。
- なすをボールに入れ、〈A〉のにんにく、塩、芝麻醤を加えてなじむまで混ぜる。ヨーグルトを加えてまんべんなく混ぜ、最後にオリーブオイルを回し入れて、全体を混ぜる。器に盛ってパセリをふり、バゲットを添える。

