
「フラム」は炎、「クーヘン」はお菓子を意味する、薄焼きのピザのような料理。
ドイツ南西部、フランス北東部の国境付近にあるアルザス地方の郷土料理で、
かつてパンを焼く薪窯の温度を確かめるため生地をのばしてトッピングをのせ、「試し焼き」したものが発祥とされています。
定番の具材は、サワークリームに玉ねぎ、ベーコンをのせたものですが、
今回は、うまみたっぷりのマッシュルームとアンチョビーに赤胡椒の上品な香りを合わせたものをご紹介します。



材料(1枚分 *25×30cm)
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【A:生地】
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強力粉50g
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薄力粉50g
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ベーキングパウダー小さじ1/2
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塩小さじ1/8
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バター10g
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湯(約50℃)大さじ4
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強力粉(打ち粉用)適量
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マッシュルーム2個
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玉ねぎ1/8個
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ベーコン1枚
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【B:ソース】
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サワークリーム50g
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生クリーム50ml
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ナツメグ小さじ1/4
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大さじ2
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適量
作り方
- 生地を作る。ボールに〈A〉の強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩を入れ、菜箸で混ぜる。中心をくぼませてバターを入れ、湯を注ぎ入れて混ぜる※。
粉っぽさがなくなったら、なめらかになるまで手でよくこね、丸くまとめる。
※生地がまとまりにくい場合は湯適量を、逆にベタつく場合は薄力粉適量をたす。
- まな板に打ち粉用の強力粉をふる。❷の生地をのせ、めん棒で25×30cmにのばす。天板にオーブンシートを敷き、生地をのせる。
- マッシュルームは薄切りにする。玉ねぎは縦に薄切りにする。ベーコンは幅5mmに切る。ボールに〈B〉の材料を入れ、なめらかになるまで混ぜる。
- ❷の生地にアンチョビーソース、〈B〉を順に薄く塗り広げ、ベーコン、マッシュルーム、玉ねぎを散らす。200℃のオーブンで約10分焼き、たっぷりの赤胡椒をふる。

アンチョビーソースはペースト状になっていて使いやすい!
その他のレシピはこちら!

