広東省は「飲茶(ヤムチャ)」の習慣があることで知られています。
飲茶には、中国茶に合わせて楽しむ「点心」が用意され、塩味のものから甘いものまで、種類はさまざま。
800種類以上があると言われています。なかでも代表的なのが、焼売(シャオマイ/シュウマイ)。
皮も味わう餃子に対し、焼売は餡(あん)を味わうものといわれ、かみごたえのある具材+薄い皮の組み合わせが特徴。
豚肉と、海の味でえび、山の味でしいたけのうまみがあいまった、食の宝庫・広東らしい味わいも魅力です。
広東料理とは・・・
中国の南側に位置する広東省は、温暖な気候と海・山・川や湖などの自然に恵まれた地形により、
肉・魚・野菜からパイナップルやマンゴーなどの南国のフルーツまで、あらゆる食材や揃います。
また沿岸部には香港・マカオなどの貿易港が点在していたことから西洋の影響も受け、ほかの中国料理に比べると
バリエーションが豊富。そのため「食材広州(食は広州にあり)」と言い伝えられています。
基本的に味付けは砂糖・塩・こしょう・しょうゆなどのシンプルな調味料を使ったものに
「醤(ジャン)」と呼ばれる中国のみそやオイスターソースから、バターやトマトケチャップなどの
西洋の調味料などを合わせた工夫を凝らしたものが多く、見た目の美しさも特徴です。
材料(12個分)
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シュウマイの皮12枚
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豚バラ肉薄切り肉200g
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むきえび6尾
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干ししいたけ2枚
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玉ねぎ1/2個
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【A:たね用】
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片栗粉大さじ1/2
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小さじ1
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大さじ1
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砂糖・しょうゆ各小さじ1
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適量
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塩少々
作り方
- 下準備
干ししいたけは水1/2カップに20分ほど浸して戻す。水気をかるく絞り(戻し汁はとっておく)、5㎜角に切る。豚肉は細切りにしてから、包丁でたたくようにして粗く刻む。えびは1㎝角に切る。玉ねぎはみじん切りにする。 - たねを作る
ボールにしいたけ、玉ねぎを入れ、〈A〉の片栗粉を加えて粉っぽさがなくなるまで全体にまぶす。 - 混ぜる
豚肉、えびを加え、干ししいたけの戻し汁大さじ1と、残りの〈A〉の材料を入れて、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。 - 皮で包む
皮1枚を手のひらにのせ、中心にたねの1/12量をへら(またはテーブルナイフ)ですくってのせる。へらを立てるようにして持ち、皮の上からへらの先を握るようにして、丸くなるように形作ってから、へらを抜く。親指と人さし指で作った輪の中にシュウマイを入れるようにして持ち、へらで表面を平らにならす。残りも同様に包む。 - シュウマイを蒸す
せいろ(または蒸し器)にオーブン用シートを敷き、❹を並べ入れる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、蒸気が上がったらせいろをのせてふたをし、強火で6分ほど蒸す。
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