「サイッコーアン」はカンボジア語で「牛肉を焼く」という意味をもつ料理。
カンボジア料理に欠かせないハーブのひとつ、
レモングラスの香りを効かせたマリネ液に牛肉を漬け込んでから炭火で香ばしく串焼きにした、
伝統的な一品です。
同じく東南アジアで人気のインドネシアのサテにもよく似た味わいで、
現地では市場や屋台で手軽に味わえるストリートフードとしても親しまれています。
焼きたての、柔らかくジューシーな串焼きをそのまま頬張るのが定番ですが、
チリソースで味にアクセントをつけたり、フランス植民地時代の影響を受けたことから、
バゲットに挟んで、ベトナムのバインミー風にアレンジする食べ方も人気。
午後のおやつや軽い夕食、お酒のおつまみとして、
カンボジアの人々の食文化に根づいた存在となっています。


材料(2人分)
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牛もも薄切り(または切り落とし)肉16枚(約200g)
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しし唐辛子16本
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玉ねぎ1/4個
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万能ねぎ2本
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ひとつまみ(約1g)
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【A:調味用】
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大さじ1/2
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酒、しょうゆ各小さじ1
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塩ひとつまみ
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少々
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大さじ1/2
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酒大さじ1
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適量
作り方
- 小さめのボールにレモングラスを入れてぬるま湯大さじ1を加え、10分ほど浸す。しし唐辛子はへたの先を切る。玉ねぎは縦に幅1㎝のくし形に切る。万能ねぎは幅5㎜に切る。
- ボールに牛肉、万能ねぎを入れ、❶のレモングラスを漬け汁ごと加える。〈A〉の材料を加えてかるくもみ込み、15分ほどおく。
- ❷の牛肉1切れは汁気をきって広げる。手前にしし唐辛子1本、玉ねぎ2~3切れをのせて、向こう側までくるくると巻き、竹串に刺す。同様にして、竹串8本に2つずつ刺す。
- フライパンにネギ油を中火で熱し、❸を並べ入れる。2分ほど焼いてか上下を返し、さらに1分ほど焼く。酒を回し入れてふたをし、さらに1分ほど蒸し焼きにする。器に盛り、シラチャーを添える。

ネギ油は料理の仕上げに少量かけるだけでネギの香味が広がります!
その他レシピはこちら!
使った調味料はこれ



MC 完熟赤胡椒(パウダー)袋入
20g
カンボジアの南部カンポットで栽培されたカンポットペパー。赤くなるまで完熟した実を丁寧に収穫・選別した赤胡椒は、フルーティーでやわらかな辛味が特徴です。
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