
ブラジルはかつてポルトガル最大の植民地であった影響で、ポルトガルでよく使われる
「バカリャウ」(干しだら)の料理がポピュラー。
「ボリーニョ」はボール状のものを意味し、干しだらとじゃがいもを合わせた、コロッケのような一品です。
日本では干しだらは手に入りにくいため甘塩だらを使い、玉ねぎのみじん切りの代わりに
香ばしいフライドオニオンで作る、手軽なレシピをご紹介します。



材料(8個分)
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甘塩だらの切り身2切れ
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タライ・ベリ チャコリワイン(または白ワイン)大さじ1
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じゃがいも2個
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【A:たね用】
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MC フライドオニオン大さじ3
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ミニエクストラバージン オリーブオイル1個
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溶き卵1個分
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パセリ(みじん切り)大さじ2
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小麦粉大さじ2
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こしょう少々
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小麦粉適量
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サラダ油適量
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レモン(くし形切り)適量
作り方
- たらは耐熱皿に並べ入れ、ワインを回しかける。ラップをふんわりとかけて電子レンジ(600W)で約3分加熱し、粗熱を取る。汁気をきり、皮と骨を取り除いてから、フォークで細かくほぐす。
- じゃがいもは洗って皮つきのままラップで包み、電子レンジ(600W)で約5分加熱する。ボールに万能こし器を重ねてじゃがいもを入れ、ゴムべらでつぶすようにしながらこして、万能こし器に残った皮を取り除く。
- じゃがいものボールに1のたらと、〈A〉の材料を加えてよく混ぜ合わせる。
- バットなどに小麦粉を広げ、3のたねを8等分にして、スプーンですくって並べ入れる。それぞれ、小麦粉をまぶしながら、ラグビーボール形にまとめる。できれば、冷蔵庫に1時間ほど入れて冷やす(こうすると崩れにくくなる。また、揚げるときにたねが柔らかい場合は、小麦粉をさらに薄くまぶす)。
- フライパンに高さ5mmほどのサラダ油を入れて中温(180℃)に熱し、弱めの中火にして、4のたねを並べ入れる。ときどき向きを変えながら、こんがりと色づくまで揚げ焼きにし、油をきる。器に盛り、レモンを添える。

チャコリワインはスペインのバスク地方でしか作られない希少価値の高いワイン。
フレッシュでミネラル感があり、リンゴ、梨、芝のような香りと、辛口のボディーが特徴です。

