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インドの旅では、どこに行っても出てくるのは「カレー」。それでも、飽きずに楽しめたのは
土地ごとに使っているスパイスや食材が顕著に違うから。カレーをとおして、インドの食文化に触れることができました。
そのなかでも印象に残っているのが「ティムールペッパー」という、かんきつの香りがする山椒を使ったカレーです。
今回は日本でも手に入りやすく、中華調味料としておなじみの花椒(カショウ)を使って再現。
煮込み時間も短く、フライパンでつくれるキーマカレーにしました。現地ではインド米やパロタというインド式のパンと食べますが、
日本米とも相性がいいので気軽にチャレンジしてみて。
<写真で見る。現地ちょこっとエピソード>
・マハラジャの住まいだった豪華なホテルでインド料理を満喫
・ジャイプールに立ち寄り、お目当ての陶器を購入してから帰国
・〝その日食べるものは、その日に調理する〞文化をじかに感じる市場では、生きた鶏を買うと、その場でさばいてくれます
『ESSE1月号』掲載
撮影/星 亘 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)


久々湊 有希子Yukiko Kuguminato
料理家。「セカイキッチン」主宰。
世界約40か国を旅し、各国の食を文化人類学的視点から考察し、レシピやイベントなどを通じて紹介する活動をしている。
2011年より、趣味のサッカー観戦にて日本の対戦国の料理をゲン担ぎに食べる「対戦国を喰らう」という活動を始めたことがきっかけで「セカイキッチン」という活動を始める。

キーマカレー

材料(4人分)
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豚ひき肉400g
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米2合
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ターメリック小さじ1/2
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バター20g
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タマネギ大1個
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ニンニク、ショウガ各1かけ
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サラダ油大さじ2
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【A】
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シナモンスティック、赤唐辛子(種を除く)各1本
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カルダモン5粒
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【B】
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コリアンダーパウダー大さじ1
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小さじ1
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ターメリック小さじ1/2
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【C】
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水1カップ
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プレーンヨーグルト(無糖)大さじ2
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塩小さじ1
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紫タマネギの酢漬け(好みで)適量
作り方
- 米は洗って30分浸水させ、ザルに上げて水気をきる。炊飯器の内釜に入れて2合の目盛りまで水(分量外)を加え、ターメリックを入れてよく混ぜる。バターをのせ、普通に炊く。
- タマネギは粗みじんに切る。ニンニク、ショウガはみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、〈A〉を入れる。シュワシュワと泡が出て香りが立ったら❷のタマネギを加え、濃いあめ色になるまで炒める。❷のニンニク、ショウガを加え、全体に火がとおるまでさらに炒める。
- ❸にひき肉を入れてパラパラになるまでしっかり炒め、〈B〉を加えてなじませる。〈C〉を加えて中火で15分ほど煮て、塩で味をととのえる。器に❶とともに盛り、紫タマネギの酢漬けを添える。


使った調味料はこれ


ひき肉の水分が飛んだらパウダースパイスを入れる。四川花椒粉をプラスすることで、さわやかな香りと辛味がつく