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日本人がそばやうどんを愛するように、ベトナムの人も麺料理が大好き。
なかでも「フォー」は、高級レストランから路上の屋台まで、街じゅうの至るところで食べることができる、
ベトナムのソウルフード的な存在です。
地域によって味つけも食べ方も異なりますが、南部では香辛料の効いたスープに、フレッシュなハーブやモヤシなどを
トッピングするスタイルが主流。ハーブは別皿に盛られていることが多く、それを好みで追加するのですが、
得も言われぬよい香りで、いくらでも食べられるおいしさでした。
今回は具に牛肉を使いましたが、鶏肉でもOK。
日本人にも親しみやすい味なので、ぜひお試しください!
<写真で見る。現地ちょこっとエピソード>
・伝統的なソンベ焼きやバッチャン焼きの器も購入し、担いで帰ってきました。
・ホーチミンでは市場めぐりを!10年前に毎日通って食べた蒸し春巻き「バインクォン」を今回もリピート。
・鶏の足や牛骨などもあり、現地の人は麺のスープづくりに使っているそう。
『ESSE10月号』掲載
撮影/星 亘 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)


久々湊 有希子Yukiko Kuguminato
料理家。「セカイキッチン」主宰。
世界約40か国を旅し、各国の食を文化人類学的視点から考察し、レシピやイベントなどを通じて紹介する活動をしている。
2011年より、趣味のサッカー観戦にて日本の対戦国の料理をゲン担ぎに食べる「対戦国を喰らう」という活動を始めたことがきっかけで「セカイキッチン」という活動を始める。

牛肉のフォー

材料(2人分)
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1袋(200g)
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牛切り落とし肉150g
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紫タマネギ1/4個
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水3カップ
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うま味調味料無添加やさしい味わいのガラスープ大さじ1
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ヌクナム(またはナンプラー)小さじ2
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モヤシ1/2袋
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万能ネギ(3㎝長さに切る)適量
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【A】
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シナモンスティック1/2本
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八角少し
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【B】
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香菜(ざく切り)、ミント、バジル、ライム
(またはレモン・くし形切り)各適量
作り方
- 紫タマネギは薄切りにする。
- 鍋に分量の水を入れて沸かし、ガラスープを溶かす。〈A〉を加えて5分ほど煮て、ヌクナムで味をととのえる。
- フォーは表示どおりにゆで、ザルに引き上げて水気をきる。残ったゆで汁に牛肉を入れ、さっと火をとおす。
- 器に❸のフォーを盛り、❶、❸の牛肉をのせて❷を注ぎ、モヤシ、万能ネギ、〈B〉を添える。別の器にも〈B〉のハーブを盛り、好みで加えながらいただく。


使った調味料はこれ


「うま味調味料無添加やさしい味わいのガラスープ」に八角とシナモンを加えて香りをつけると、現地感のあるスープが手軽につくれる