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世界じゅうで食されているサンドイッチ。キューバでは、その名も「キューバサンド」というホットサンドが有名です。
社会主義国のキューバでは、海外から入ってくる物資が少なく、
食材やスパイスなども限られているため、料理の味もわりと単調です。
そんなキューバ料理のなかで、奥深い味わいに感動したのがキューバサンド。
味の決め手は、柑橘とスパイスが効いたマリネ液に漬け込んでから焼いた、濃厚ジューシーなローストポーク。
フランスパンはバターをたっぷり使い、ギュッと押し焼くのがポイントです。
見た目はパニーニに似てますが、まったく別物の新鮮なおいしさをぜひ体験ください!
『ESSE9月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)


久々湊 有希子Yukiko Kuguminato
料理家。「セカイキッチン」主宰。
世界約40か国を旅し、各国の食を文化人類学的視点から考察し、レシピやイベントなどを通じて紹介する活動をしている。
2011年より、趣味のサッカー観戦にて日本の対戦国の料理をゲン担ぎに食べる「対戦国を喰らう」という活動を始めたことがきっかけで「セカイキッチン」という活動を始める。

キューバサンド

材料(4人分)
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豚肩ロースかたまり肉400g
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【A】
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オレンジジュース(果汁100%)1/2カップ
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大さじ2
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マーマレード大さじ1
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キュウリのピクルス(市販品)適量
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フランスパン(小・ソフトタイプ)4個
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マスタード適量
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スライスチーズ4枚
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バター40g
作り方
- 豚肉は表面にフォークを刺してまんべんなく穴をあけ、保存用ポリ袋に入れる。Aを加えてもみ込み、中の空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で3時間以上おく。
- フライパンを油をひかずに中火で熱し、❶を入れ、焼き色がつくまで全面を焼きつける。耐熱皿に移して180℃に予熱したオーブンで35分焼く。取り出してアルミ箔で包んで15分以上おき、5㎜厚さにスライスする。ピクルスは薄切りにする。
- フランスパンは側面に切り目を入れて開き、マスタードを塗り、❶の肉を2切れ、ピクルス適量、スライスチーズ1枚を半分にちぎってはさむ。これを計4個つくる。
- 2個ずつ焼く。フライパンにバター10gを中火で溶かし、3を並べ入れ、鍋のフタなどを押しつけながら2~3分焼く。こんがり焼けたらバター10gをたして裏面も同様に焼く。残りも同様に焼く。


使った調味料はこれ


肉は下味をもみ込んでおく。ジャークチキン&ポークソースに柑橘類を加えると、簡単に現地の味に近づける