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暑さの厳しい日が続くと食べたくなる、スパイシーなカレー。
海の幸が豊富なスリランカでは、魚を使ったカレーも種類が豊富。
医食同源の考えに基づいたアーユルヴェーダの国だけあって、体を整えるスパイスを多用し、油はあまり使わずヘルシー。
おかずの1つとして、主食のご飯を中心に複数の副菜と一緒に盛り合わせ、混ぜながら食べるのが新鮮でした。
もちろん味も絶品!つくり方は、現地では日本のカツオ節に似た「モルディブフィッシュ」で
だしを取りますが、ナンプラーを使えば簡単お手軽。
胃にもたれず、お茶漬け感覚でサラッと食べられるので、夏の疲れを癒やすのにももってこいのひと皿です。
お店にはカトラリーもありましたが、指先でいろんなおかずとご飯を混ぜて食べると格別なおいしさ。
旧首都コロンボのレストランでは、好きな魚介を選んで好みの調理法で食べさせてくれました。
市場にも行きましたが、豆とともにたくさんの種類のお米がズラリ!
『ESSE8月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)


久々湊 有希子Yukiko Kuguminato
料理家。「セカイキッチン」主宰。
世界約40か国を旅し、各国の食を文化人類学的視点から考察し、レシピやイベントなどを通じて紹介する活動をしている。
2011年より、趣味のサッカー観戦にて日本の対戦国の料理をゲン担ぎに食べる「対戦国を喰らう」という活動を始めたことがきっかけで「セカイキッチン」という活動を始める。

フィッシュカレー

材料(4人分)
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カジキ(切り身)4切れ
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トマト1個
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塩少し
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サラダ油大さじ1
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水2カップ
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【A】
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クミンパウダー小さじ1
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チリパウダー、ターメリックパウダー各小さじ1/2
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【B】
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シナモンスティック1本
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カルダモン、クローブ各5粒
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【C】
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タマネギ(薄切り)1個
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ニンニク、ショウガ(各みじん切り)各大さじ1
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【D】
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コリアンダーパウダー大さじ1
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ガラムマサラ(からいりする)、コショウ(黒)各小さじ1
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【E】
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ココナッツミルク60㎖
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大さじ1
作り方
- カジキはひと口大に切り、Aを全体にまぶす。トマトはヘタを除いてざく切りにする。
- フライパンにサラダ油、Bを入れて中火にかける。シュワシュワと泡が出てきたらCを加えてタマネギが薄く色づくまで炒め、D、❶のトマトを加えて水分が飛ぶまで2~3分炒める。具材を端に寄せ、あいたスペースに❷のカジキを入れて両面焼きつける。
- ❷に分量の水を加え、ひと煮立ちしたらEを入れて塩で味をととのえ、15分ほど煮込む。


使った調味料はこれ


ガラムマサラは香りが立つまでからいりすると、現地の風味に近くなる