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口尾 麻美Asami Kuchio
料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

海外旅行にはつきものの、長時間フライトと乗り継ぎ。
トランジットで立ち寄ったカタールの首都ドーハは、「世界一裕福な国」と呼ばれるとおりのきらびやかな街で、
中東圏にもかかわらず、地元スーパーにはインドの食材が所狭しと並べられていました。
聞いたところによると、カタールにはインドやパキスタンからの出稼ぎ労働者も多いため、
伝統的なアラブ料理に加えてインド料理も根づいているのだそう。
この2つの食文化の特長は、どちらもスパイスを多用することにあります。
アラブ料理では「ザタール」という、タイムと白ゴマをベースとしたミックススパイスが有名。
これをオリーブオイルでのばし、ピタパンに塗って焼いた薄焼きピザ「マナキーシュ」は、朝食の定番メニューです。
一方のインド料理には、クミンやターメリックなどのいわゆるカレースパイスが不可欠。
そんなスパイスの効いたインド料理のなかでも、広く食べられているのが「ビリヤニ」という炊き込みご飯です。
ビリヤニにはいろんなつくり方がありますが、今回は米をゆでてから炊飯器で蒸し炊きにするレシピをご紹介。
これなら水加減を気にせずにすみ、仕上がりもパラパラ。
スパイスは手軽なカレー粉を使いましたが、右イラストのスパイスを合わせたり、
家にあるものだけでもプラスしたりするとより本格的な味わいに。
また、フライドオニオンと一緒に炊き込むのもお約束です。
現地では赤い小タマネギを揚げ焼きにするところを、「MC フライドオニオン」で面倒な手間をカット。
トッピングとダブル使いして、食感に変化がついてさらにおいしくいただけますよ。

『ESSE5月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)



材料(4人分)
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バスマティライス(またはタイ米)2カップ
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むきエビ250~300g
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サラダ油大さじ3
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MC フライドオニオン、香菜の葉(刻む)各適量
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【A】
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プレーンヨーグルト(無糖)大さじ4
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カレー粉小さじ2~3
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ニンニク、ショウガ(各すりおろし)各小さじ1
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【B】
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サフラン少し
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湯1/4カップ
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【C】
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シナモンスティック2㎝
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カルダモン(サヤから出す・あれば)6粒
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塩大さじ1
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粒コショウ(黒)小さじ1
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【D】
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タマネギ(薄切り)1/2個
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ニンニク(つぶす)1かけ
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ショウガ(すりおろし)小さじ1
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【E】
-
トマトペースト大さじ3
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塩小さじ1
-
【F】
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大さじ1~2
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香菜の茎(刻む)適量
作り方
- バスマティライスは洗って30分浸水させ、ザルに上げて水気をきる。エビは〈A〉でマリネする。〈B〉は合わせておく。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かして❶のバスマティライス、〈C〉を入れ、強火で5分ほどゆで、ザルに上げて水気をきる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、〈D〉を炒める。タマネギがキツネ色になったら❶のエビをマリネ液ごと入れ、〈E〉を加えてエビの色が変わるまで炒める。
- 炊飯器の内釜に❸を入れ、❷をスパイスごと加えて〈B〉をかけて〈F〉を散らし、普通に炊く。炊き上がったら器に盛り、MC フライドオニオン、香菜の葉を散らす。

MC フライドオニオンと一緒に炊き込むと、手軽に香りとうま味がプラスできる

使った調味料はこれ

