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口尾 麻美Asami Kuchio
料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

どこの家庭でも常備している、身近な食材のジャガイモ。欧州の小国・リトアニアでは、
このジャガイモが「第2の主食」といわれるくらい、いろいろな料理に使われています。
たとえば、リトアニアではパンケーキの生地もジャガイモでつくります。
地方によっていろんなバージョンがありますが、いずれもリトアニア人にとっては定番の軽食。
家庭では日曜日のお昼につくって、スープと一緒にいただくことも多いそうです。
また、肉団子をジャガイモ生地で包んだ「ツェッペリナイ(飛行船)」という名のイモ団子や、
マッシュポテトを豚の腸につめて焼いたイモソーセージの「ヴェーダライ」も人気料理。
さらに、前菜やスープにも、ゆでてスライスしたジャガイモや素揚げにしたジャガイモがつけ合わせとして添えられていて、
どこまでジャガイモ好きなの! ? と、突っこみを入れたくなるくらいなんですよ(笑)。
そんな数あるジャガイモ料理のなかから今回紹介するのは、ポテトパンケーキです。
この料理、ジャガイモを生のまますりおろして使いますが、リトアニアではジャガイモ専用の
電動のすりおろし器がどこの家庭にもあるそう。
日本ではなかなか手に入らないけれど、フードプロセッサーを活用すれば大丈夫。
ポイントは、生地をつくったらすぐ焼いて、アツアツのうちに食べること。
その際には、サワークリームやカリカリに焼いたベーコンを添えるのがお約束。
ベーコンは今回、べーコンフレーバードビッツで代用しましたが、パパッとふるだけで味にアクセントがつき、
手間なくおいしさがアップできるので、ぜひお試しください!

『ESSE3月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)



材料(4人分)
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ジャガイモ中5個(700g)
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タマネギ1/4個
-
ニンニク1/2かけ
-
【A】
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卵1個
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小麦粉大さじ4
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塩小さじ1
-
レモン汁少し
-
コショウ(黒)適量
-
サラダ油、バター各適量
-
サワークリーム250ml
-
適量
作り方
- ジャガイモは皮をむいて4等分に切る。フードプロセッサーに入れてタマネギ、ニンニクを加えて攪拌し(入りきらない場合は2回に分ける)、〈A〉を加えてピューレになるまでさらに攪拌し、ボウルに移す。
- フライパンにサラダ油大さじ1を弱めの中火で熱し、❶の1/12量を流し入れて直径8㎝くらいの楕だ 円えん形に広げる。6~7分かけて両面をこんがり焼き、バター少しを加えて焼き色をつける。残りも同様に焼き、計12枚つくる。
- 器に❷を盛ってサワークリームを添え、マコーミック ベーコンフレーバードビッツを散らす。

ジャガイモは生のまま攪拌する。時間がたつと変色したり、苦みが出るので生地を
つくったらすぐに焼き始めて

使った調味料はこれ

