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口尾 麻美Asami Kuchio
料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

日本でもおなじみのスペインバル。
おいしいお酒とタパスなどの小皿料理がちょこちょこつまめるスタイルは、食いしん坊女子にはたまりませんよね。
現地のバルにはそれぞれ看板メニューがあるので、
個性豊かなバルをひと晩に何軒もはしごして楽しむのがスペイン流。
私もそのつもりでしたが、1軒目のバルで「トルティージャ」を注文したらすごく大きくて、これだけで満腹に。
テーブル席に座ると小皿では料理は出てこないとあとから聞き、翌日はカウンターで立ち飲みしたものの、
隣に居合わせた地元の人たちがいろいろお裾分けしてくれ、またまた満腹になって結局はしごできず…。
いただいたのは、塩干ししたタラ「バカリャウ」を使ったオレンジのサラダやグラタン、生ハムなど。
どれもしょっぱくてワインのすすむ味。
赤ワインをソーダで割った「ティント・デ・ベラーノ」もよく飲みました。
今回紹介するのは、そんなバルの人気メニュー、トルティージャです。
具はジャガイモとタマネギだけのシンプルバージョンにしましたが、
ホウレンソウなどの野菜やキノコをミックスしてもいいし、
パルミジャーノをすりおろしてプラスするなどアレンジ自在。
そして、この料理に欠かせないのが「アイオリソース」です。
いわゆるニンニクマヨネーズで、スペインの人たちはこのソースが大好き。
野菜や肉・魚料理、パエリア、パスタパエリアなど、なんにでも添えられています。
「にんにくおろし」さえあれば混ぜるだけで簡単にできるので、
ぜひこちらを添えて、本格スペイン風タパスをお楽しみください!

『ESSE1月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)



材料(つくりやすい分量)
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ジャガイモ3個(450g)
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タマネギ1/2個
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【A】
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マヨネーズ大さじ4
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小さじ1~2
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レモン汁小さじ1
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オリーブオイル大さじ3
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卵5個
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塩小さじ1
作り方
- ジャガイモは皮をむいて半分に切り、薄切りにする。塩少し(分量外)をふり、手でもみ込むようにして混ぜ合わせる。タマネギは薄切りにする。〈A〉は合わせておく。
- フライパンにオリーブオイル大さじ2を中火で熱し、❶のジャガイモを炒める。ほんのり焦げ目がついてきたら❶のタマネギを加え、さらに炒める。タマネギがしんなりしたら火を止めて粗熱をとる。
- ボウルに卵を割りほぐし、塩、❷を入れてよく混ぜる。
- 直径20㎝のフライパンに残りのオリーブオイルを中火で熱し、❸を流し入れる。大きく混ぜ、半熟状になったら弱火にし、フタをして5分焼く。上下を返してさらに3分ほど焼く。食べやすく切り分けて器に盛り、合わせた〈A〉を添える。

アイオリソースはマヨネーズに、「にんにくおろし」とレモン汁を混ぜるだけで簡単につくれる!

使った調味料はこれ

