訪問いただきありがとうございます。
誠に申し訳ございませんが
本記事は掲載終了となりました。
\ 毎月新しいレシピとストーリー掲載中! /
おいしい世界ごはんTOPへ



口尾 麻美Asami Kuchio
料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

ベトナム料理の生春巻きでおなじみのライスペーパー。
簡単なのにおしゃれなエスニックとして、ホームパーティなどで使う人も多いようですが、
「ほかに使い道がない…」と思っていませんか?
でもそれは勘違い。じつは、生春巻き以外にもいろんな料理に使える万能選手なんですよ。
なかでもベトナムっ子に人気なのが、ライスペーパーを使ったおやつです。
ホーチミンの路上はおやつ&軽食天国。
ノンラー(すげ笠)を被ったおばちゃんが、プラスチックのカゴやイスを並べた路上屋台で
多種多様な食べ物を売っていて、細長く切ったライスペーパーと、干し肉やナッツ、香草、調味料などを
一緒にポリ袋に入れてシャカシャカふってつくる、「バインチャンチョン」というあえ物もありました。
私がいちばん衝撃を受けたのは、ライスペーパーをピザ生地に見立て、
トッピングをのせて焼いた「バインチャンヌン」。
これはもう、ひと口食べてそのおいしさに脱帽しました。
現地では、七輪の上に網をのせて炭火で焼きながらつくりますが、皮がおせんべいみたいにパリッパリ!
トングひとつで手際よくつくり、それを無造作に紙の袋に入れて渡してくれるので、
アツアツをかぶりついていただくのが
今回は、それをおうちでつくりやすいように、フライパンでできるレシピにアレンジしました。
ライスペーパーをぬるま湯で戻さずそのまま使うからお手軽で、具材さえ用意すればあっという間に完成。
スナック感覚で食べられて、小腹がすいたときはもちろん、ビールのおつまみにもぴったりですよ。
ライスペーパーが余ったときの活用術としても、ぜひお役立てください!

『ESSE5月号』掲載
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)



材料(2人分)
-
2枚
-
ニンニク(みじん切り)小さじ1
-
豚ひき肉80g
-
【A】
-
ヌクナム小さじ1~2
-
グラニュー糖小さじ1
-
コショウ(黒)適量
-
ウズラ卵4個(または卵(M玉)1個)
-
アミエビ(または桜エビ)大さじ1
-
万能ネギ(小口切り)大さじ2
-
ピザ用チーズ大さじ2
-
チリソース適量
作り方
- フライパンを油をひかずに中火で熱し、ニンニク、ひき肉を炒める。肉の色が変わったらAで調味する。
- 直径26㎝のフライパンに油をひかずにライスペーパー1枚をのせ、弱めの中火にかける。ライスペーパーがそり返ったら上下を返し、ウズラ卵2個を割り入れ、つぶしながら全体に塗り広げる。❶、アミエビ、万能ネギ、ピザ用チーズの各半量を散らし、ライスペーパーが少ししんなりしたらチリソースをかけ、ヘラで半分にたたむ。もう1枚も同様に焼く。

ライスペーパーにウズラ卵を塗り広げ、卵の水分でしっとりさせて具をのせる。
卵を塗るまでに時間をかけすぎるとライスペーパーが縮んでしまうので、手早く作業を

使った調味料はこれ

