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ニンニクたっぷりの
「シュクメルリ」は
日本人好みの味

口尾 麻美

口尾 麻美Asami Kuchio

料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

このところ、グルメ界をザワつかせている「シュクメルリ」。

鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだジョージアの郷土料理で、
2020年1月に大手牛丼チェーン店が期間限定で販売したのをきっかけにブームに火がつき始め、
コンビニ商品にも派生するなど、じわじわ人気が高まっています。

ジョージアはロシアとトルコに囲まれた東欧の国で、かつてはグルジアと呼ばれていました。
ワイン発祥の地であり、美食の国。

シュクメルリもそうですが、
水ギョーザや小籠包に似た「ヒンカリ」や「ハチャプリ」というチーズパンなど、日本人好みの味も多いんですよ。

そして、ジョージアといえばおもてなし文化。
客人をもてなすとき、ジョージア人は「スプラ」という酒宴を開きます。

「我々の勝利に!」を意味する「ガウマルジョス!」という乾杯の発声に合わせて
ワインを一気に飲み干すのが習わしで、友情や愛、平和を祈って飲み、食べ、歌い、踊る。

私もお招きいただいたおうちで、娘さんから踊りを教えてもらい、楽しい時間を過ごした思い出があります。

体も温まり、寒い季節にぴったり! 体も温まり、寒い季節にぴったり!

さて、そのシュクメルリ。現地では鶏1羽を丸々使い、土鍋でつくります。

コリアンダーやフェヌグリークといったスパイスを入れることもありますが、
今回はつくりやすいシンプルなレシピにアレンジしました。ポイントは、ニンニクをたっぷり使うこと。

「みじん切りガーリック」を使うと手ににおいもつかず、刻む手間が省けてラクですよ。

また、好みで胸肉や手羽元でつくっても。私にとって、シュクメルリは寒いときに食べたくなる味です。
ニンニクの効いたひと味違ったクリームシチューをお楽しみください!

『ESSE3月号』掲載 
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)

材料(2人分)

  • 鶏モモ骨つき肉
    2本
  • 【A】
  • オリーブオイル
    大さじ1
  • 小さじ1
  • コショウ(黒)
    適量
  • オリーブオイル
    大さじ2-3
  • 大さじ2
  • 【B】
  • バター(好みで)
    10g
  • 牛乳
    乳2 1/2カップ(または牛乳1 1/2カップ+生クリーム1カップ)
  • 小さじ1

作り方

  • 鶏肉はAでマリネする。
  • フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、を皮目を下にして並べ入れる。肉の上にクッキングシートをのせて水をはった鍋などで重しをし、10分焼き、上下を返して4分ほど焼いて両面にこんがりとした焼き色をつけ、取り出す。
  • のフライパンにみじん切りガーリックを入れ、弱火にかける。香りが立ったらBを加えてなじませる。
  • 耐熱皿にを並べてを回しかけ、180℃に予熱したオーブンで30分ほど焼く。

たっぷりのみじん切りガーリックが味の決め手。
鶏肉から出た脂で炒めることで、うま味やコクもさらにアップ!

使った調味料はこれ

マコーミック みじん切りガーリック 95g

マコーミック みじん切りガーリック 95g

みじん切りにしたニンニクがオリーブオイルに漬けてあるので、さまざまな料理に利用できて便利。手軽にコクと風味がプラスできて時短にも!

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